ジム通いのモチベーションを保てない・・・ そんな方のための記事です。
私はかつて仕事の関連で、行動分析的な物の見方を学んでいたこともあり、そこから派生するテクニックで「行動の習慣化」など、いろいろな応用が利くことがわかりました。今回は、ジム通いについて考察したいと思います。
ジムの幽霊会員にならないための3つの心得とは
では早速、ジムの幽霊会員にならないための3つの心得を紹介したいと思います。
1.重要性の認識
2.計測 3.強制力の構築 |
この3点です。順に説明していきます。
1.重要性の認識
ジムのトレーニングは肉体的に当然、疲労を伴います。そして疲労を伴うことを、脳は本能的・無意識的に避ける傾向があります。
つまり、「ジムの幽霊会員化」はごく当たり前のことなのです。
そしてそれは日頃、仕事や勉強で疲れている人、あるいはストレスが大きい人は人一倍その傾向にあります。
「意志力」には限界があるからです。
日中多くの意志力をつかってストレスの多い仕事に打ち込んだ人が、さらに意思を振り絞ってジムに通うことは非常に難しいのです。
ここに第一の心得「重要性の認識」のラインが見えてきます。
「自分の生活の流れの中に『ジム』を組み込む価値が本当にあるだろうか・・・?」
この問いに対する明確な答えが出せない場合、ジムに通い続けることは基本的に難しいのです。特に先述したような、ストレスに晒され、意志力を消費しなくてはいけない立場の人は、尚更この問いに対する答えを明確に持っておく必要があります。
答えはもちろん、自分が納得できさえすれば何でも良いのですが、筋トレが健康的な身体の循環を作るだけでなく、脳の活性化にも非常に有効であること、また「筋肉だけでなく意志力をも鍛えることができるエビデンスが存在する」など、本などからモチベーションに繋がる知識を得ておくことは大切です。
また逆に「私にはジムはふさわしい選択ではない」と判断を下すことも尊いことだと思います。常に自分に最も合っている手段を考えるべきです。
私は自宅でのEMSスーツによるトレーニングを心から推奨していますが、そういったものもまた、選択肢としては十分にあると思います。EMSスーツにについては、是非下記の記事をご覧ください。
Alpha active EMSスーツの価値【質・時間・コストの3点全ておすすめ】
2.計測
習慣化のために「計測」の重量性は強調してもし切れません。
もし、ジムの筋トレで毎回の結果を計測していないようでしたら、すぐに計測するようにしましょう。ややこしいようでしたら、わずかな項目のみでも、ジムのフォームが嫌であれば別の物を使っても、アプリを使っても良いと思います。
「計測」することによって「変化」が感覚だけでなく「事実」として入ってきます。この「事実として目に見える計測結果」が継続・習慣化のためには不可欠な要素なのです。
変化結果が自分に見えやすくするためのあらゆる方法を考えて実行すべきです。
3.強制力の構築
3つめの心得は「強制力」を戦略的に作るということです。
自分が「ジムに行かなくてはならない理由」を何とかして作り出します。
例えばジムのスタッフの人に「来週もよろしくお願いします」と言ってしまうだけでもいいですし、トレーニング内容を細かく相談してコミュニケーションを取ることで、次へとつなげていくこともできます。
とにかく誰かを巻き込んでしまうのが一番手っ取り早いと言えます。
まとめ
以上がジムの「幽霊会員にならないための3つの心得」です。
内容は、
1.重要性の認識
2.計測 3.強制力の構築 |
でした。
日々の生活に「本当にジムが必要なのか」をまずは十分に吟味すること。もし明確に必要性が認識できれば、トレーニング結果を「計測」することによって、習慣化を試みます。そしてスタッフとのコミュニケーションなどの「強制力」を戦略的に作ることで、習慣の強化をします。
この一連の流れによって、「ジムの幽霊会員化」を阻止し、しっかりとした効果をあげることができすでしょう。
日々少しでも理想に近づいていけるよう、努力を重ねましょう!